2017年11月4日土曜日

投資戦術の分散

投資戦術の分散


良くアセットクラスを分散すると良いと言われますが、個人的には単純にアセットクラスを分散するのではなく、投資戦術を分散した方が効果的だと思います。

(投資戦術を分散したら、結果的にアセットクラスが分散されるということはあると思いますが。)

株式と債券に分散投資をしましょうというのは、「株式と債券の相関関係が低いから組み合わせるとフリーランチがありますよ」という意味です。

ただ、これは戦術の1つにすぎません。
(債券に投資をすることが目的ではありません、株式の動きをヘッジする戦術として債券を選んでいるだけです。ちなみに株式の暴落をヘッジするためには株式の3倍以上の資金を債券に投資する必要があるといわれています。こんな金額を債券にぶち込んだら、リターンが恐ろしく悪くなります・・・。個人的に債券に投資をするのであれば、LEAPSを利用してレバレッジをかけた方がいいと思います。)
投資の世界には無数の戦術があります。

株式、債券、リートのロングオンリーにこだわる必要はないと思います。

複数の戦略を組み合わせると、リスクが激減し、リターンが上昇するといわれています。(レイ・ダリオ氏もそう言っています。「40兆円の男たち」で詳しく書かれていますが、相関関係のない複数の戦略を組み合わせて、レバレッジをかけるのが最もリスクリターンに優れるとのアドバイスがあります。)

いくつか思いつく範囲で

  • プットオプション(売る権利)の買いで、暴落時に儲けるという戦略
  • 金ETFのロングをメインとして、コールを売って日銭を稼ぐ
  • 金ETFを利用したダイアゴナルスプレッド
  • FXを利用して、株式と相関が低い通貨を取引する
  • 仮想通貨への投資(ビットコイン)
  • スペシャル・シチュエーションズへの投資(東京電力なんかへの投資はこれに該当すると思います、通常の相場の動きとは異なる値動きをします。後は、石油メジャーへの投資も少し近いかもしれません)
  • VIXが急上昇したタイミングで株価指数のコールオプションに投資
  • 極端に割安に放置されている国への投資(ロシアとかですかね、かなり値下がりしていますし、通常の相場とは異なる動きをしそうです。)

面白い記事がありました。
最も明確な代替戦術は株式または株価指数のプットオプション(売る権利)を買うことだが、これには費用がかかる可能性がある。別の戦術としては、相場全体との連動性が低い「ベータが最も小さい」株式を買い、時価総額加重型の指数を空売りすることだ。複数の商品を売るという戦略もある。
要するに、あまり株式のロングにこだわったり、株式と相関が低いのは債券だと決めつけるのは良くないですね、何かを盲目的に信じるのは危険です。

現時点では、株式のヘッジ戦略としてはコモディティーとか金の方が良さげな気がします。

(債券の金利は空前の低金利です、今後も低金利が続けは債券価格は維持されますが、金利が上昇すれば、債券価格は下落します。良いシナリオでも多少の上昇で、悪いシナリオだと価格が下落するというのはあまり賢い投資だとは思えません。 )

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